私たちはソフトウェアを破壊している
私たちは、機能を追加したり、何らかの側面を最適化したりする際に、複雑さを考慮しなくなったことで、ソフトウェアを破壊しています。 私たちは、複雑なビルドシステムによってソフトウェアを破壊しています。 私たちは、依存関係のばかげた連鎖によってソフトウェアを破壊しています。そのせいで、あらゆるものが肥大化し、壊れやすくなっています。 私たちは、新しいプログラマーに「車輪の再発明をするな」と言って、ソフトウェアを破壊しています。しかし、車輪の再発明こそが、物事の仕組みを学ぶ方法であり、新しく異なる車輪を作るための第一歩なのです。 私たちは、既存APIとの後方互換性を気にしなくなったことで、ソフトウェアを破壊しています。 私たちは、うまく動いているものまで書き直そうとして、ソフトウェアを破壊しています。 私たちは、新しい言語、パラダイム、フレームワークが出るたびに飛びついて、ソフトウェアを破壊しています。 私たちは、既存の複雑なライブラリを扱うことが、自分たちで作るよりどれほど難しいかを、いつも過小評価して、ソフトウェアを破壊しています。 私たちは、XYZの事実上の標準は、自分たちの用途に合わせて特別に作れるものより優れていると、いつも考えて、ソフトウェアを破壊しています。 私たちは、コードのコメントは役に立たないと言い張って、ソフトウェアを破壊しています。 私たちは、ソフトウェアを純粋な工学の分野だと取り違えて、ソフトウェアを破壊しています。 私たちは、規模を小さくしても成り立たないシステムを作って、ソフトウェアを破壊しています。どんなシステムでも、単純なことは単純に実現できるべきです。 私たちは、できるだけ速くコードを書くことを目指し、できるだけ適切に設計することを目指さずに、ソフトウェアを破壊しています。 私たちはソフトウェアを破壊しています。そして、最後に残るものは、もはやハッキングの喜びを与えてはくれないでしょう。
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