Fashionable Problems

Paul Graham

流行の問題

私は多くの異なる分野で同じパターンを見てきました。たくさんの人が懸命に取り組んできた分野であっても、可能性の空間のごく一部しか探求されていないのです。みなが似たようなことばかりに取り組んできたからです。

最も聡明で想像力豊かな人でさえ、何に取り組むかを決めるとなると驚くほど保守的になります。ほかのことでは流行を追うなど夢にも思わないような人までが、流行の問題に吸い寄せられてしまうのです。

もし流行から外れた問題に取り組んでみたいなら、探すのに最も適した場所の一つは、すでに掘り尽くされたと思われている分野です。エッセイ、Lisp、ベンチャー投資――ここに何かパターンがあることにお気づきかもしれません。大きくありながら、一見やり尽くされたように見える分野に新しい切り口を見つけられれば、そこで得られる発見の価値は、その分野が持つ巨大な広がりによって何倍にもなるのです。

みんなと同じことに引きずり込まれないための最良の防御策は、自分がやっていることを心から愛することなのかもしれません。そうすれば、ほかの人と同じ過ちを犯し、「こんな周縁的なことには意味がない」と思ってしまったとしても、なお取り組み続けることができます。

原文は Paul Graham により に公開されました。

この記事は「muse-spark-1.2-contributor」を使用して翻訳されました。