Superlogical
新しい会社を立ち上げました。Superlogicalです。
Superlogicalのホームページに掲載した告知記事は私自身が執筆しました1。そこでは私たちが取り組む課題や、何を作ろうとしているのかを説明しています2。詳しくはそちらをご覧ください。この記事では、立ち上げに至った経緯や、近年の活動との関わり、そしてこれからについて、より個人的な想いを綴りたいと思います。
作ることが好きだから、作る
2023年、11年間率いてきた前の会社を離れました。
それ以来、主な時間をほぼ専業の父親として過ごしてきました。数多くのフィランソロピー活動にも携わってきました3。時間とエネルギーの許す限り、技術的なトピックについてたくさん書き、共有もしてきました。
ただ、作ることをやめたことは一度もありません。ソフトウェアを作ることは私の情熱そのものであり、好きだからこそ、毎日少しずつ学び、作り続けてきました。
Ghostty
その情熱のほとんどをGhosttyに注ぎ込みました。Ghosttyは当初、学びのために作って捨てるつもりの個人的なプロジェクトでした4が、気づけば毎日数百万人に使われるプロジェクトへと成長し、素晴らしいコアメンテナーの仲間たちによる大きなコミュニティに支えられ、再利用可能なライブラリは影響力のあるソフトウェアから楽しいソフトウェアまで、幅広く活用されるようになりました。
Ghosttyを商業化するつもりは一切ありません。その意思を形にするため、2025年にGhosttyのすべてを連邦認定の非営利団体に寄付しました。この所有形態により、Ghosttyは設立時に掲げた公益目的に法的に拘束されています。Ghosttyは今も、そしてこれからも、誰もが自由に土台として活用し、学べるオープンなビルディングブロックであり続けます。
もちろん、Ghosttyは私一人のものではありません。誤解を与えたくありませんが、Ghosttyは十数名のコアメンテナー、50名近いローカライズチームのメンバー、そして十数名のコミュニティモデレーターによって成り立っています。その中には非営利団体を通じて報酬を得ている方もいます。多様で才能あるメンバーが集まった、とても健全なオープンソースプロジェクトです。
Ghosttyの開発は本当に楽しく、これからも楽しみながら続けていきます。そして開発を続ける中で、ターミナルエミュレータそのものの周辺にある課題に、次第に強く惹かれるようになりました。あえて少し勿体ぶった言い方をすれば、ずっと「なぜ?」と問い続けてきたのです。なぜターミナルはかつてないほど広く使われているのか。何がその成長を支え続けているのか。それはいつまで続くのか。次に来るものは何なのか。なぜ、なぜ、なぜ!
これから
その問いへの答えが、Superlogicalです。
新たな会社を始める理由を探していたわけではありません。ただ、何年もかけて取り組みたいと思える課題を見つけ、それにはチームが必要であり、そして共に作りたいと思える仲間に出会えたのです。
Superlogicalはまず、ターミナルマルチプレクサからお届けします。ターミナル開発で培った長年の経験と、既存のマルチプレクサの可能性と限界についての考察を注ぎ込み、新しく、パワフルで、そしてもちろん高速なものを作ります。
共同創業者は、私がこれまで共に働いた中でも最も優秀な人たちです。素晴らしい実績を持ち、その仕事自体が雄弁に物語っています。彼らはそれぞれが対等な立場で、このプロダクトを本当に特別なものにしてくれます。私たち全員に共通しているのは、よく作り込まれたソフトウェアとソフトウェア体験に対する妥協のないこだわりです。
私たちは、まさにそう使われることを想定して設計されたlibghosttyの上に構築します。公共のビルディングブロックとしてのターミナルアプリケーションのために。Superlogicalは、誰もが利用できるのと同じMITライセンスのコンポーネントを利用し、ターミナル周りの共通する改善は引き続きアップストリームに還元することで、すべてのlibghostty利用者が恩恵を受けられるようにします。
Ghostty自体は非営利のままであり、そのミッション、ガバナンス、ライセンス、技術的な目標、ロードマップに変更はありません。
もちろん、ターミナルマルチプレクサはビジョンの全体ではありません。まだ詳しくはお伝えできませんが、もう少しだけSuperlogicalのウェブサイトでご覧いただけます。ニュースレターにご登録いただければ、ベータ版へのアクセスや開発の進捗を随時お届けします5。
そして、採用も行っています!
脚注
AIは使っていません!手書きの、本物の、オーセンティックな文章です。↩
少し曖昧な部分や、まだお答えしていない疑問があることは承知しています。答えはたくさん持っていますが、ランディングページで長大な文章として一度にすべてを並べることはしたくありませんでした。今後のアップデートで少しずつお伝えしていきます。↩
私たち家族のフィランソロピー活動のほとんどは公にしていません。その大半はテクノロジーとは関係のない分野です。↩
何かを学ぶために作るものの、公開はしない類のものです。誰もがGitHubの墓場に何十、何百とそういうリポジトリを抱えているはずです。↩
製品を出荷できる準備が整うまで何も公開しないことも真剣に検討しました。ただ、開発ログは楽しいものですし、オープンに作っていくことも楽しい。そして、このチームならきっと形にできると、これまでの実績が証明していると思っています。↩
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