スプレッドシートは最高のビジネスアイデアになる
2020年に私が下した最良の決断の一つは、カレンダーを誰でも予約できるように公開したことでした。オープンソースプロジェクトやコンテンツ制作、ビジネスアイデアについて話したいと、多くの方が気軽に予定を入れてくれるようになりました。
ビジネスアイデアについて話すとき、会話はスタートアップ向きの課題に偏りがちです。たとえば、人工知能で自分にぴったり合う服を見つけるアイデアや、ブロックチェーン上にクラウドファンディングのプラットフォームを構築するといったものです。
もちろんどれもワクワクするアイデアですが、実現には並外れた粘り強さと潤沢な資金が必要です。その分野で挑戦するなら、既存のスタートアップに参加する方が、簡単でリスクも低いかもしれません。
実際、多くの人が求めているのは、単にワクワクできることに取り組み、お客さまに喜んでもらうことではないでしょうか。そのためには、スタートアップを立ち上げる必要はありません(むしろ、やめるべきです)。リスクの低いサイドプロジェクトから始め、時間をかけて自然にビジネスへと育てていく方法もあります。
そして解決策は、案外すぐ目の前にあるものです。あなたのパソコンの中にあるExcelのスプレッドシートの中に隠れているかもしれません。
私はExcelが嫌いです
私はできる限りExcelには触れないようにし、本当に必要なときだけ使うようにしています。レイアウトやデザインにこだわるよりも、とにかくタスクを素早く片付けることを優先します。その手の作業は、むしろお金を払って誰かに任せたいくらいです。まさにここがポイントなのです!
自分の課題を解決するために作ったスプレッドシートやリストは、他の誰かの課題も解決できるかもしれません。そこにビジネスチャンスがあるのです!
このアプローチには、いくつもの利点があります。
- 💪 実際の課題を解決します。
- 🥱 地味な作業なので、人々は自分でやらずにお金を払ってでも避けたいと思うでしょう。
- ⚡️ デザインやインフラに時間をかけず、究極のMVP(実用最小限のプロダクト)になります。
- 🐢 ローテクで、プログラミングは不要です。NotionとSuper.soから始められます。
- 🐜 ニッチな市場を狙えます。もし定番のサービスがあれば、あなたはすでに使っているはずです。大企業が競合として参入してくることもありません。
- 🚀 構築にかける時間を減らし、見込み顧客との対話により多くの時間を使えます。
事例
数年前、静的コード解析ツールを調べていたとき、私はリストをまとめてGitHubに公開し、そのままにしていました。ところが今では、そのサイドプロジェクトがスポンサーやコンサルティング案件を通じて収益を生んでいます。
別の例として、リモートワークに適した場所をまとめたスプレッドシートを作り、Twitterで共有してからウェブサイトへと発展させた人物がいます。そのサイトがNomadListで、制作者のPieter Levels氏は現在、年間30万ドルを稼いでいます。
「最初にサイトを作る代わりに、まずは公開したGoogleスプレッドシートでデータを集め、これに需要があるのかどうかを確かめたのです。」—— Pieter Levels氏、NomadListをどう作ったかについて
ここに、あなたの物語が入る余白を残しておきます。さあ、そのスプレッドシート(あるいはリスト)を磨き上げ、友人に共有し、フィードバックをもとに改善を重ねて、初めてのビジネスを作り上げてみてください。
記事をランダムに読む