Xcodeの巧妙なミニマップ
原文は Marcin Wichary により に公開されました。 このブログを購読する
ミニマップは面白いUI要素だ。なんだか小さかったり、レスポンシブだったり、あるいは単に地図というものがかっこいいからか、妙にワクワクさせられるのに、実際にはあまり役に立たないことが多い。
とりわけコーディング用のミニマップは厄介だと感じている。少なくとも自分の世界では、コードは遠目に見るとどれも同じように見えるからだ。そのサムネイル化/グリーキングされた姿を見ても、通常のスクロールバーをより高コストで気が散るようにしただけのように感じられ、何の利点もなかった。
しかしXcodeは面白いことをしている。MARKを使って、ミニマップ用の「ヘッダー」のようなものを好きな場所に作れるのだ。

するとミニマップには、そのヘッダーがグリーキングされず、人間が読めるテキストとして表示される。
これは巧妙だと思った。コードの俯瞰図を、単に視覚的に縮小したものとしてだけでなく、一種の「目次」としても見られるようにすることで、実用性がぐっと高まっているからだ。
もちろん厳密に言えば、これはもはや「縮小表示」ではない。とはいえ、そうでなければならないという決まりがあるわけでもない。むしろ逆だ。このことは、同じように期待を裏切った有名なハリー・ベックによるロンドンの地下鉄路線図を思い出させた。
地理的に正確に描かれた当初のロンドンの地下鉄路線図は、こんな見た目だった。

ベックは地理的な正確さにこだわるのをやめ、乗客を助けるために路線図を一つのダイアグラムとして再構築することにした。1933年に彼がそうして以来、多くの交通機関の路線図がそれに倣っている。

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