タップでトップへ:Bear
原文は Marcin Wichary により に公開されました。 このブログを購読する
以前、メモアプリBearの記憶力の良さを褒めたことがある。最後に開いたノートと、その中の正確な位置を、たとえ忘れてしまっても仕方がないような状況でも必ず覚えていてくれるのだ。
しかし、ここには一般的な問題がある。予期しないタイミングで記憶が働くと、かえって煩わしいのだ。その結果を元に戻して「通常の状態にリセット」しなければならないからだ。でもBearなら問題ないはずだ、そう思わないだろうか。なにしろiOS全体には「上部付近をタップして一番上までスクロールする」という便利なジェスチャーがある。これなら、たまたま最後に入力していた箇所が表示されたノートに戻ってきても、簡単に元に戻せるはずだ。
ただ、どんな文章作成アプリでも、一番下は一番上と同じくらい当然の目的地なのだ。
Bearのデザイナーたちはそれを理解し、新しい方法で解決しようとした。2つのジェスチャーを追加したのだ。2本指で上にスワイプすると一番上へ、2本指で下にスワイプすると一番下へ移動できるというものだ。
ただ、思ったほどうまくはいかない。なぜか下までスクロールしすぎるし、動きもどこか引っかかるようなぎこちなさがある。
また、どんな複雑なジェスチャーと同様、あまり見つけやすいものでもない。そこでBearは、これら2つにさらにジェスチャーを重ねることで手助けしようとしている。履歴を前後に移動するための2本指での左右スワイプがあり……
……さらにはナビゲーションメニューを表示するための2本指でのタップさえある。
最後のものは私にはやりすぎに感じられるが、互換性のあるジェスチャーだけで小さな世界を作り上げようとしている点は面白い。「ナビゲーションのことなら何でもここへどうぞ!」と言わんばかりに、ユーザーがそれらを覚えて使う習慣を身につける可能性を高めようとしているのだ。(これらのジェスチャーは閲覧モードでも編集モードでも機能する。)
ただ、気になることがある。下端付近をタップすれば一番下まで移動できるようにすることが、一番下へ行くための「自明な」解決策にはならないだろうか。
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