大きな後退
原文は Jason Fried により に公開されました。 このブログを購読する
両親が数ヶ月の予定で遊びに来ているので、近くに一軒家を借りた。
新築で、まだ誰も住んだことがない。そこには最新鋭のシステムがてんこ盛りだ。あれだ、サイズ違いのタッチスクリーンに、IoT家電、気合の入りすぎたインターフェースといった類のやつだ。
そしてそれがひどい。見事な退化だ。
照明はControl4で制御されている。スイッチの使い方、どれが何を制御するのかを理解するのに、わざわざレクチャーが必要だ。しかも、絶対に押してはいけない「アレ」を間違って押さないように気をつけなければならない。押せば家中の明かりが意図せず全消灯してしまうからだ。最悪だ。
テレビは最新のSamsung製だが、ただCNNを観るだけでUIに惑わされる。両親は決して馬鹿ではないが、明らかに何かを見落としているような気分になる。いや、見落としてなどいない。単にテレビがダメになったのだ。もはや電源を入れるのではなく、起動するのだ。
Mieleの食洗機はカウンターと面一に埋め込まれていて、見た目はすっきりしている。それ自体はいい。問題はそこからだ。最初はアプリと連携させないとそもそも動かないのだ。結局、家の管理人にまた電話して、その管理人も必要だとは知らなかったアプリを入れてもらう羽目になった。皿についたピーナッツバターを落とすのにアプリが要る?本気か?最悪だ。
サーモスタットに至っては……Nestならまだマシだったろうが、そこにあるのはNestもどきを作ろうとしたどこかの会社の独自製品で、とにかく分かりにくい。丸いタッチスクリーンで、68度に設定されているか確認するだけで、暗い迷宮のようなオプションの奥へ引きずり込まれる。これは今68度なの?それとも68度にしたいだけで、実際は72度なの?え、待って……何の数字だ、これ?最悪だ。
警報システムに至っては、壁にボルトで固定された10インチのiPadも同然で、そこにはクソみたいな天気予報が表示されている。しかもやたら明るい!もちろん消す方法はあるんだろうが、そうすると今度は画面が空っぽになり、代わりにニュースがぎっしり表示されるのだろう。なぜ警報パネルはただの警報パネルでいられないのか?最悪だ。
そして遅延。至るところでラグる。すべてが一拍も二拍も遅れて感じられる。すべてだ。ラグは、システムがわずかなことのために働きすぎている証だ。リアルタイムというのは、きっと最も難しい問題なのだろう。
断っておくが、僕はテクノロジー嫌いじゃない。でもこの体験は、ほとんど転向療法に近い。テクノロジーは物事を良くできるはずだが、こういうケースではとてもそうは思えない。謳い文句も聞いたことがある——シーンを設定すればボタン一つで「すべて」が変わると。でも、ごめんだ。それどころか原始的にすら感じる。まだ物事を本当に簡単にすることに成功していないのだ。いずれ、スイッチをパチンと上下するだけで、すべてが腑に落ちるようなブレイクスルーが来るのかもしれない。でも、まだそこまで進化していないのだ。
本当にぞっとするのは、その対比だ。つい最近、モンタナでの休暇から戻ったばかりだ。そこでも一軒家を借りた。確かに高機能なテレビはあった——今どき避けようがないのだろう——が、それ以外は昔ながらの、明快なものばかりだった。しかるべき場所にある、物理的に上下する照明スイッチ。インターネットにつながっていない家電。押したことが曖昧な平面ではなく、押し込む深さがあり、物理的に状態の変化が確認できるボタン。分かりやすくて一目でわかる、昔ながらの丸いダイヤル式のHoneywellのサーモスタット。見学も説明も不要、疑問もなし、何か間違えるんじゃないかという不安もなし、仕組みを悩むこともなし。役に立って、誰にでも分かる。それこそが人間的で、それこそがモダンだ。
-Jason
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