The Basic Laws of Human Stupidity

Francesco Puppo

人間の愚かさの基本法則

原文は Francesco Puppo により に公開されました。 このブログを購読する

2016年にトランプが当選して以来、私はこの法則について人によく語ってきた。イタリアの経済史家カルロ・チポラが1976年に書いた「人間の愚かさの基本法則」は、もともと友人たちと共有していたユーモラスな小冊子として始まった。

その小冊子はコピーや口コミで広まり、やがて出版物にも掲載されるようになった。正式に出版されたのは1988年になってからで、イタリア語で『Allegro ma non troppo』という本に収録された。1


チポラの提唱する愚かさの5つの基本法則は次のとおりだ。

  1. 常に、そして必然的に、誰もが流通している愚かな人間の数を過小評価する。
  2. ある人物が愚かである確率は、その人物の他のいかなる特徴とも無関係である。
  3. 愚かな人間とは、他者あるいは集団に損害を与えつつ、自分自身は何の利益も得ず、むしろ損害を被ることさえある人間のことである。
  4. 愚かでない人間は、常に愚かな人間の破壊力を過小評価する。とりわけ、愚かでない人間は、いかなる時も場所も状況においても、愚かな人間と関わり、付き合うことは常に割に合わない過ちとなることを絶えず忘れる。
  5. 愚かな人間は、最も危険なタイプの人間である。

チポラはこのリストを締めくくるにあたって、最後にこう付け加えている。

系:愚かな人間は略奪者よりも危険である。

これを読んで、どのカテゴリーの馬鹿が頭に浮かんだだろうか?もしかして、あのペドのオレンジ男に投票した者たちだろうか?

私たちは、人は(たとえ他人を害するとしても)自分の利益のために合理的に行動するものだと考えがちだが、愚かな行動というのは目的もなく破壊的で、何の得にもならないのに有害なのだ。


チポラのWikipediaページには、以下のグラフが掲載されている。

チポラの2つの要因をグラフ化することで、4つのグループが得られる。無力な人々(Helpless people)は社会に貢献するが、社会に利用されてしまう。賢い人々(Intelligent people)は社会に貢献し、その貢献を自身の利益へとつなげる。愚かな人々(Stupid people)は自分自身と他者の双方の利益に反する行動をとる。強盗(Bandits)は、社会全体の厚生にとって明らかにマイナスになるとしても、自身の利益を追求する。さらに無力な人々(ineffectual people)というカテゴリーが独自に存在するか、あるいはグラフの中心に位置すると考えることもできる。

これを読んでイーロン・マスクや他のテック寡頭支配者たちのことを考えなかったとは言わせない。

心に留めておくべき点は、強盗と愚かな人間の区別は、彼らが引き起こした害から実際に何かを得たかどうかが分かって初めて明らかになることが多いということだ。


愚かな行動が他に類を見ないほど破壊的なのは、それが予測不可能で、目的がないからだ。

チポラがこれを書いてからほぼ50年が経つが、彼の第4法則は特に今響く。愚かでない人間は、愚かな人間の破壊力を常に過小評価するのだ。私たちは、合理性などないところに合理性を期待し続け、カオスしかないところに隠された戦略を探し続けてしまう。

脚注

  1. 英語版はこちら

この記事は「muse-spark-1.2-contributor」を使用して翻訳されました。

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